2006年 滋賀・水口〜長浜の旅
2月11日〜水口→長浜〜
今回は水口・長浜の旅です。なぜ水口かと申しますと・・・何の理由もありません。「そこに城があるから」とどこかの登山家のような台詞がその理由です^^;
とにもかくにも一路水口へと向いました。
水口は三代将軍家光が上洛の際にその宿泊のために築城されたお城です。家光時代は幕府の財政が最も潤っており、幕権も強固な時代でしたので、こんな贅沢が出来たのでしょう。わざわざ宿泊のために築城されたお城などかなり珍しいケースだと思います。うーん、男たるものかくありたいものよ(←何でやねん^^;)
さてその水口城ですが、現在は門と櫓しななく、かつて将軍の宿泊した御殿は高校のグランドと化しています。近くにグランドがあるためか、堀にはバレーボールやサッカーボールなど数多くのボールが浮いています。恐らくこの高校の生徒にとってこの堀は回収不可能なブラックホール的存在なのでしょうね^^
水口城内の櫓が資料館になっていまして、そのこの館員のおばさんが異常なほど丁寧に接してくれます^^また二階は畳敷きで人がいない時は城主気分を味わうことが出来ました^^

水口城
将軍家光の居館として築城居
と水口城をスケッチした後は長浜へと向いました。長浜はも五度ほど訪れていますが、今回の目当ては美味しいと評判の鳥喜多の親子丼を食べるためです。ただ開店が夕方からでしたので、それまで長浜城を見学することとなりました。
秀吉と石田三成像
長浜城
長浜城天守閣から見た琵琶湖
長浜城でお気に入りのスポットは城の裏側に広がる琵琶湖です。夕方になると夕陽が沈み、とても綺麗なのです。しかし冬場は晴れることが少なく、おまけにめちゃくちゃ寒いのであまりお勧めは出来ませんが、琵琶湖好きでしたので、寒い中しばらく眺めることにしました。
長浜城ですが、今年は『功名が辻』の関係で、山内家関連の資料が展示されています。長浜は一豊夫妻が初めて(城代とはいえ)城主になった地ですので、この企画がなされています。

鳥喜多の親子丼
最後に目当ての親子丼です。最近になって色んなメディアが取り上げたためもあってすごい行列でした。また開店から一時間で閉店となってしまい、その人気ぶりは凄まじいです。・・・でその肝心のお味ですが・・・正直並んでまで食べるものではないかな、と感じました。もちろん美味しいのには間違いないのですが、行列に並んでまで求める味ではなかったように思えます。ただ近所の定食屋さんや学食でこのメニューがあれば、間違いなくお気に入りになると思います。中々行列並んでまで食べて良かった、と思えるお店はないですね^^;
とちょっとしたのんびり旅行の水口・長浜でした。
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